少しだけ先にある道を確かめるように、ゆっくりと歩いて家路につくおばあさんとすれ違った。

手に提げたビニール袋には8等分くらいに切られた薄いスイカがひとつ。

たぶんひとりで食べる分。

角を曲がり細い道へと入っていく後ろ姿を見送る。